教育・文化
2018年3月2日(金)8:59
508人が新たな門出/4高校で卒業式
宮古の四つの高校で1日、卒業式が行われ508人が巣立った。卒業生たちは3年間の思い出を胸に、通い慣れた学びやを巣立った。在校生らが花道をつくり、拍手で卒業生たちの門出を祝福した。
宮古高校280人
宮古高校(平良智枝子校長)は280人(男子137人、女子143人)が3年間の思い出を胸に学びやを巣立った。平良校長は式辞で「これから社会の変化は加速度的となり、未来の予測が困難な時代。強靱(きょうじん)な精神力で、本校で学んだことに自信を持ち、夢実現に努めてほしい」と語り掛けた。
在校生を代表して生徒会長の奥松裕也君が「これまでの先輩方の姿をお手本に、代々受け継がれてきた、宮古高校の伝統とその精神を私たち後輩はしっかりと受け継いでいきたい」と送辞を述べた。
卒業生を代表し、グェン・ドウ・ホン・ニュンさんと内間唯さんが「進路を決めることができたのは先生方のおかげ。乗り越えることができたのは友達の支えと後輩たちの力。ここまで頑張ることができたのは家族のおかげ。自分たちが選択したそれぞれの道を力強く踏みしめ、夢にまい進することを誓う」と答辞を述べた。
式後、卒業生は保護者や恩師、後輩たちの温かい祝福を受け、学びやを巣立った。