永年勤続優良従業員 24企業59人を表彰
長年の功績たたえる/宮古島商工会議所が会員大会
宮古島商工会議所(下地義治会頭)の第42回会員大会永年勤続優良従業員表彰式が6日、市内ホテルで開かれた。今回は24企業59人に長年の功績をたたえる賞状が贈られた。受賞者を代表して勤続が41年を超える琉球銀行宮古支店の友利ヒロ子さんが「受賞は経営者や同僚の指導、支援のたまもの。今後も企業の発展と地域活性化に力を尽くしたい」などと周囲への感謝と今後の抱負などを語った。
主催者あいさつで下地会頭は「皆さんはこれまでそれぞれの企業発展と社の経営安定に日夜、尽力したことが認められ、この度の受賞に輝いたと思う。今後も高い意識を持って自己研さんに努め、自らを変革し社業一層の発展のため、そして地域社会の一員として宮古圏域振興に尽力してほしい」と受賞者に呼び掛けた。
表彰式では30年以上特別表彰受賞者9人一人一人と、20年以上30年未満、10年以上20年未満、5年以上10年未満の各表彰受賞者の代表に下地会頭から賞状と記念品が手渡された。
受賞者代表祝辞で友利さんは「今回の受賞は私たち各々の力ではなく、経営者や同僚職員の日ごろからの温かい指導と支援のたまもの。また仕事が忙しくて帰宅時間が遅い時や仕事で失敗した時などは家族の支えと協力があったからこそ、40年以上も同じ職場で仕事を続けることができたものと感謝している」と周囲への感謝を述べるとともに「今後とも感謝の気持ちを忘れることなく、職務にまい進し、後輩の指導に努め、企業の発展と地域活性化のために力を尽くす所存です」と今後の抱負を語った。
来賓として出席した下地敏彦市長は「皆さんの日ごろのたゆまない努力に深く敬意を表するとともに、心から祝いたい」などと祝辞を述べた。
表彰式の前には特別講演会として元琉球放送アナウンサーの宮城麻里子氏による講演が行われた。