園児が火の用心呼び掛け/平良地区幼年防火クラブ
今月1日から7日までの春季全国火災予防運動週間に合わせ、平良地区幼年防火クラブ員である7カ所の保育園・こども園の園児ら約180人が6日、西里、市場、下里の市内3通りで防火パレードを行った。園児たちは拍子木を打ち鳴らしながら地域住民に「火の用心」を呼び掛けた。
今回の防火パレードには、ひばり、ふたば、心愛、あけぼの、あさひっこ、おおぞら南の6保育園とはなぞのこどもえんの園児、保育士が参加した。開会式では市幼年・少年・女性防火委員会会長を務めるひばり保育園の下地順子副園長が「宮古島市から火災がなくなるように、町の人たち一人一人に火の用心の声掛けをしてほしい」と呼び掛けた。
おそろいの法被を着た園児たちは、「元気に頑張ろう」の掛け声に合わせ「エイエイオー」をしたほか、①絶対に火遊びはしない②両親、先生の教えを守る③礼儀正しく素直な子供になる-という三つの防火の誓いをみんなで斉唱した。
パレードでは、園児たちが拍子木を打ち鳴らしながら、「火の用心のうた」を歌ったり、「戸締まり用心、火の用心」と呼び掛けながら3通りを歩いた。