全国一斉に宮古でも訓練/Jアラート情報伝達
問題なく終了
全国瞬時警報システム(Jアラート)の情報伝達訓練が14日午前11時、全国一斉に実施された。総務省消防庁から送られるJアラートの受信と、市内全域約120カ所に設置されている屋外スピーカーへの送信確認が行われ、訓練は無事に終了した。
午前11時、市防災危機管理班に設置されているJアラート装置に「即時音声合成、これはJアラートのテストです」が画面に表示されると同時に、屋外スピーカーから「これは、Jアラートのテストです」と訓練文が3回繰り返して放送された。
同課の職員が市役所平良庁舎のベランダに出て、放送を確認した。訓練終了後に県防災危機管理課に訓練が無事終了したことが報告された。
Jアラートは▽国民保護に関する情報▽地震情報▽津波情報▽火山情報-が、必要に応じて屋外スピーカーから放送される。地震情報は震度5弱以上が見込まれる場合の緊急地震速報、津波情報は津波警報以上の場合、屋外スピーカーから放送される。
この日の伝達訓練は昨年11月14日に次いで今年度2回目となる。総務省消防庁と宮古島市の通信チェックは毎月行われ、外部スピーカーは時報の放送などで随時チェックされている。