奥平さん、堂々3位/日本バレエコンペティション
チャンピオン大会出場へ
全国各地のバレエダンサーが出場するジャパン・コンペティション沖縄2018が10日、国立劇場おきなわであり、平良第一小6年の奥平凜々愛(りりあ)さんが「小6・中1」女性部門で3位に入賞した。12月のグランド・チャンピオンシップへの出場権を獲得した奥平さんは、「課題を克服して挑みたい」とさらなる飛躍に意欲を見せた。
今回のコンペティションは世界的にも著名なバレエ指導者が審査員を務める全国規模の大会。出場者は技術点と芸術点、将来性の3要素で審査を受け、総合ポイントで順位を争う。
奥平さんは、長い手足を生かした優雅な演技で技術点3位、芸術点2位、将来性は1位を獲得し、総合3位入賞を果たした。このほか、二つの審査員特別賞を受賞。これにより全国MIEバレエコンペティション予選審査料免除決選シード権と、ドイツベルリンバレエ学校ワークショップへの参加権を手にした。
今回の結果を受け奥平さんは「満足できる内容ではないけど、表現力の部分は出せた。コンペティションに出場して、自分自身成長できたと思う」と話した。
奥平さんは3歳のころバレエを始めた。今はN・Sバレエアカデミー宮古校に週2回通い、長崎真湖代表らのレッスンを受けて技術と表現力を磨いている。