【ニュースウィークリー】3月18日~3月24日
宮総実2年の多良間君全国へ/九州ゴルフ選手権で3位
ゴルフの第38回九州高校選手権春季大会が15、16の2日間、大分県の白杵カントリークラブ(パー72)で36ホールストロークプレーで行われ、宮古総合実業高校2年の多良間伸平君(17)がトータル155(76、79)で3位に入り、全国大会への出場権を獲得した。(3月18日掲載)
利用件数が大幅減/市街地型エコハウス
市が管理している根間地区の市街地型エコハウスの利用状況がここ数年激減している。市エコアイランド推進課によると2016年度は宿泊がわずか4件、見学者数も17件だった。17年度は宿泊が29件、見学者数は79件と若干持ち直してはいるものの、それでもピーク時に比べて宿泊、見学合計の利用数は10分の1程度となっている。(3月18日掲載)
販売額は41億6000万円/17年度肉用牛競り
JAおきなわ宮古地区畜産振興センターは19日、2017年度宮古、多良間の両家畜市場の肉用牛販売実績をまとめた。総販売額は41億6000万円。前年度比約5億円の減だが過去2番目の実績となり、市場の高値安定を裏付けた。主流の子牛の1頭平均価格は71万1539円となり、2年連続で70万円台の大台に達した。(3月20日掲載)
小中学校のクーラー設置1年先送り/市教委、大型工事が影響
宮古島市立小、中学校の普通教室におけるクーラーの設置が1年先送りされることが19日、分かった。所管の市教育委員会は、当初2018~19年度の2カ年で順次導入する方針だったが、大型工事の着工などが影響して延期することを決めたという。19日に始まった市議会3月定例会の一般質問で、仲宗根均教育部長が明らかにした。(3月20日掲載)
がん・難病患者の支援策を拡充/宮古島市
宮古島市はがん患者・難病患者への支援で、渡航費のほか新たに宿泊費も補助することを決めた。また、付添人の渡航費を「2親等以内の親族1人」に限定していたが、誰でも同行できるように要綱の見直しを行う。さらには「航空機」だけだった渡航費の対象を「船舶」にも広げる。(3月21日掲載)
賦課金従量制案を否決/土地改良区総代会
宮古土地改良区の第29回通常総代会が21日、JAおきなわ宮古地区本部ホールで開かれ、執行部が提案した賦課金(地下ダム農業用水の使用料)の基本料に、使用した水量を加算する従量制を賛成少数で否決した。大多数の総代が反対した。従量制の否決は2015年に続いて2度目。(3月22日掲載)
関係者集い創立45周年を祝う/航空自衛隊宮古島分屯基地
航空自衛隊宮古島分屯基地の基地創立45周年開庁祈念式典と祝賀会(主催・宮古地区自衛隊協力会)が21日、同基地体育館で約80人の関係者らが出席して行われた。日ごろの自衛隊活動に理解と協力を示し、積極的に活動したとして、宮古地区自衛隊協力会の湧川弘範事務局長と隊友会宮古島支部の曽田真治副支部長に、古田司令から感謝状が贈呈された。(3月22日掲載)
バイオエタ事業化、今年度で実証終了/施設更新費多額で困難
宮古島市が2012年度から取り組んできた、サトウキビの絞りかすから製造する宮古島産バイオエタノールの事業化を目指す実証事業が今年度で終了することが分かった。開会中の宮古島市議会3月定例会一般質問で企画政策部の友利克部長が粟国恒広氏の質問に対し答弁したもので、その理由について「老朽化の進んだ(製造)施設の更新費で多額の支出が見込まれ事業化は困難との結論に至った」と説明した。(3月23日掲載)
市税、1億8千万円増、給与所得、建築増要因/18年度一般会計
2018年度一般会計当初予算案では歳入のうち自主財源の柱である市税が前年度比で3・6%、金額にして1億8080万8000円増加している。その主な要因について宮国高宣総務部長は23日、給与所得増加による個人市民税8485万3000円の増、商業施設やアパートなどの新増築による固定資産税7321万7000円の増など五つの税で増加があったことを宮古島市議会(佐久本洋介議長)3月定例会一般質問の真栄城徳彦氏の質問への答弁で説明した。(3月24日掲載)
2件の指定管理者可決、経営改善なければ解除/市議会総務財政委
開会中の市議会(佐久本洋介議長)3月定例会は23日、付託された議案を審査する総務財政委員会(山里雅彦委員長)が行われ、市から提案された2件の指定管理者の指定についての議案を与党などの賛成多数で原案通り可決した。うち、1件については基本協定の中で「経営改善なければ契約解除」などとする条項を新たに追加する。指定管理者へ応募した事業者の提出資料にミスが目立ったほか、指定管理をしている施設の稼働率の低下が問題となった今回の案件。