2018年度がスタート/宮古島市
異動、採用職員に辞令/市長「誠実で迅速な職務を」
2018年度の初登庁日となった2日、市の定期人事異動辞令交付式がJTAドーム宮古島で行われた。下地敏彦市長らが管理職の異動職員と再任用職員、新規採用職員に辞令を手渡した。下地市長は訓示の中で「市民のため効率的で公平な仕事をしてほしい」と呼び掛けた。
辞令交付では、新たに部長に昇任した3人をはじめ合計47人の管理職のほか、15人の再任用職員、33人の新規採用職員一人一人に辞令が手渡された。
管理職のうち、教育委員会職員の辞令は宮國博教育長が、消防本部職員の辞令は来間克消防長がそれぞれ交付した。
そのほか、式では33人の新採用職員全員で、公務員としての職務の遂行を宣誓した。
異動職員に対して、下地市長は「新しい部署での仕事になっても『初めてだから分からない』は許されない。市民サービスは誠実かつ、スピーディーに対応することが求められている。皆さんがしっかり仕事を遂行することを市民は見ている。新たな気持ちで取り組んでほしい」と呼び掛けた。
新規採用職員には「皆さんは今、市民に対して公正公平に仕事をすることを誓った。この誓いを忘れることなく、これから市の職員としてそれぞれの職務に励んでほしい」と述べた。
新採用で建設部空港課に配属された友利幸姫さん(22)は「辞令交付はとても緊張した。まずは、市民のために与えられた業務をしっかり遂行し、信頼される公務員として頑張っていきたい」と意気込みを示した。