社会・全般
2018年4月5日(木)8:58
15万㌧級クルーズ船初寄港/平良港沖
ワールドドリーム 乗客4600人
ドリームクルーズ社のクルーズ船ワールドドリーム号(15万1300㌧)が4日午前、那覇から宮古島に初寄港した。乗客は香港や中国、イギリス、カナダ人など約4600人で、乗員は約1860。乗客らは島内観光やショッピングなどを楽しんだ後、同日午後9時に南シナ海にある南沙向け出港した。
全長は335㍍。昨年、宮古に寄港したゲンティン・ドリーム号の姉妹船で、大きさもほぼ同じ。平良港に寄港したクルーズ船としては最大規模となる。
15万㌧級の船は下崎埠頭(ふとう)に接岸できないため平良港沖に停泊し、「テンダーボート」と呼ばれる補助船で乗客を港まで輸送した。
市と宮古島観光協会は、初寄港を歓迎するセレモニーを船内で行い、豊見山健児会長が歓迎のあいさつを、ミス宮古島が船長や機関長、ホテルマネジャーに花束や記念品を贈呈した。ドリーム号からも記念品が贈られたという。
市観光商工部によると、ドリーム号は11月までの毎週水曜日に宮古に寄港する予定。