11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
政治・行政
2018年4月7日(土)8:57

指定管理施設を視察/市議会総務財政委

海宝館など 3月議会審査で混乱


施設について説明を聞く委員ら=6日、宮古島海宝館

施設について説明を聞く委員ら=6日、宮古島海宝館

 市議会総務財政委員会(山里雅彦委員長)は6日、市議会3月定例会での審査で提出資料の不備や数字の誤りなどにより途中で審査が打ち切られるなどの混乱を来した指定管理者の指定についての議案が提出されていた伊良部の市総合交流ターミナル・てぃだの郷と城辺の宮古島海宝館を視察した。施設の状況を確認すると共に運営などについて指定管理者から説明を聞いた。

 2施設の指定管理者の指定については市議会3月定例会の総務財政委員会でも、本会議でも採決の際、賛否が分かれたことから挙手による採決を行い、賛成多数で可決となった。

 てぃだの郷、海宝館を視察した委員らは館内施設を見学しながら設備の現状や利用状況、運営上の課題などについて指定管理者から説明を聞いた。

 委員からは、委員会審査に混乱が生じた原因は資料に問題があったからと指摘し、しっかりとした資料作成を行うよう求める声などが挙がった。

 山里委員長は今回の視察について「3月定例会で指定管理についていろいろと議論があった。市の財産は市民の財産としてしっかり指定管理者が管理を行えているのか、しっかりと運営してほしいとの思いから視察に来た」と説明する。

 視察した感想については「市の観光の一翼を担っている施設。観光客の増加に貢献していると思う。指定管理者は施設をしっかりと活用してほしい。今回の視察で確認したことを今後の指定管理制度の充実につなげたい」と語った。

 今回、同委員会では城辺の郊外型エコハウスの視察も併せて行った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!