今年が最後の入学式
来年統合の伊良部・佐良浜小
伊良部小学校(池村敏弘校長)と佐良浜小学校(下地辰彦校長)で10日、入学式があった。伊良部小の22人(男子12人、女子10人)と佐良浜小の19人(男子9人、女子10人)を合わせた41人は元気いっぱいに登校し、希望と夢を膨らませ新生活をスタートさせた。
伊良部では、来年4月に小中一貫校(愛称・結の橋学園)が新しく開校する。地域の伊良部小、中、佐良浜小、中の4校が統合して開校することから、伊良部小と佐良浜小での今年度入学式は最後となる。
伊良部小の式で、池村校長は「新1年生に出来るようになってほしいことを三つお話します。一つ目は、元気よく、あいさつや返事をしましょう。二つ目は、先生のお話をしっかり聞きましょう。三つ目は、自分で出来ることは自分でしましょう」と励ました。
市教育長職務代理者の佐和田貴美子さんが告辞、冨谷剛PTA会長が祝辞を述べた。
同校の新入生は前年度の12人より10人増えた。
一方、佐良浜小で下地校長は「宮古島では、海の仕事をする人が少なくなっています。佐良浜の人々は、命がけの海の仕事を勇敢に我慢強く続け、宮古島の海の仕事の発展に貢献しています」とたたえた。
その上で「皆で仲良く助け合う『オオバンマイ』の心と我慢強い心を持っていれば、きっと楽しい学校生活が送れると思います」と新1年生を励ました。
市教育委員会の宮國博教育長の告辞、源河朝之PTA会長が祝いの言葉を述べた。
同校の新入生は前年度の14人より5人増加した。