社会・全般
2018年4月14日(土)8:56
電線にずらり、コムクドリ大群
今月に入り、南方で冬を過ごしていた野鳥が繁殖のために日本本土へ移動する春の渡りが本格化。コムクドリ(ムクドリ科)の大群が12日、池間島と宮古本島北部地域で確認された。2カ所を合わせた飛来総数は約250羽。電柱の電線にずらりと並び、まるで音符のような光景だった。
コムクドリは同島に約100羽、同地域に約150羽が飛来した。2カ所では電柱の電線から電線へと移動し、複雑な鳴き声を響かせていた。
日本では本州の中部以北から北海道などで繁殖する。宮古には本土へ渡る途中に立ち寄る。
雄は頭部が白く、ほおの茶色い模様が目立つ。その模様は雌にはない。成鳥は全長19㌢。