郷友会便り
2018年4月15日(日)8:54
【郷友会便り】50周年記念誌作成/在沖西辺郷友会
「融和・親睦・団結」を大切に
【那覇支社】2016年に結成50周年を迎えた在沖西辺郷友会は、活動の歴史を綴った記念誌「融和・親睦・団結」を発刊している。仲間徳正会長は「宮古から出てきて50年間、融和・親睦・団結の下で活動を続けてきた諸先輩方の強くて温かい気持ちを感じる。その想いを大切にしたい」と語った。
記念誌の巻頭では、結成50周年記念事業期成会の渡久山晴和会長が「この輝かしい50年の歴史と伝統を重く受け止め、故郷西辺の心を思い、同胞の絆を強くして、郷友会の発展のために、これからも努力したい」との決意を記している。
記念誌の第1編では、50周年記念式典での会長式辞や来賓祝辞のほか、記念事業として開催した芸能祭や大運動会、グランドゴルフ大会などを振り返る写真特集を13ページ設けた。歴代の会長・婦人部長の回顧録なども収められている。
第2編の資料編では、郷友会50年の歩みを時系列で解説し、各種大会の実施要綱や案内文などを収録。郷土の資料や那覇ハーリー出場の新聞記事などを交え、結成から現在までの活動記録、西辺出身者の各界での活躍ぶりも紹介している。
巻末では「ふるさと探訪」と題して、池間村から分村した経緯、移住者の屋号、分村当時と終戦時の住居配置図に加え、親族の呼称、ことわざ、大浦の屋号などを豊富に取り上げた。
仲間会長は「郷友会は地元西辺があってこその存在なので、コミュニケーションを取りながら協力して頑張っていきたい」と語っていた。