地域振興施設の建設を/伊良部大橋
商工会など5団体が要請
宮古島市伊良部商工会(大浦貞治会長)など5団体が30日、宮古島市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、2013年開通予定の伊良部大橋に関連する要請を行った。伊良部側の橋詰め広場内に地域振興施設を建設するよう要請。下地市長は施設の管理運営を関係団体が行うという条件を付けて「前向きに検討したい」と述べた。
要請で商工会の大浦会長は「開通後は地域の医療、教育、福祉等において離島苦が改善される」と強調、併せて交通の利便性向上に伴う産業振興に大きな期待を込めた。
その上で伊良部側橋詰め広場への地域振興施設建設を要請。「当施設建設に伴い、事業機会の増加が見込まれ新しい雇用創出や地域振興に貢献できる」などと話し、伊良部地域の活性化を訴えた。
要請団体の決意を受けて下地市長は「施設の建設は前向きに検討する。どのような施設にするのかは、今後皆さんの意見を聞いていきたい」と話した。
関係団体は同日、同様の要請を宮古島市議会にも行った。
要請した関係団体は次の通り。
伊良部商工会▽JA沖縄伊良部支店▽伊良部漁業協同組合▽伊良部地域づくり協議会▽伊良部観光協会