緊張感を持って取り組む/県会計管理者・伊川氏に聞く
平良島尻出身
-就任の感想を
毎日、多くの決裁文書が回ってくる。数十億円という金額もあるので、かなり緊張感を持って業務に取り組んでいる。
今はまだ2週間ほどだが、何カ月経っても同じ気持ちでないといけない。適切な処理は当たり前。日々継続していきたい。
-会計管理者の仕事とは
県の会計事務を適切に執行すること。それを(制度的に)確保するため、職務上は知事から独立して設置されている。
-職務への意気込みを
会計管理者としての役割と責任を踏まえ、公金支出の厳正な審査、現金と物品の適正な出納・保管、会計事務に関する指導などに取り組んでいく。
また、約180カ所の出先機関の事務処理の適正化を目指し、体制の強化を進めていきたい。
-ふるさとへの想いは
「アララガマ精神」を胸に秘め、頑張ってきた。高校まで宮古で過ごしているので想いは強い。宮古島市の財政課長として出向したこともある。
現在、在沖島尻郷友会の副会長になって3年目。新年会や忘年会、グラウンドゴルフ大会などの行事を通して郷友の皆さんと親睦を深めている。
-趣味について
ウオーキングと家庭菜園をやっている。歩いて通勤するなど、1年をかけて約8㌔の減量に成功した。
宮古に年に4回ほど帰る時に、島尻のきれいな海を眺めながら歩くのが楽しみの一つ。
伊川 秀樹(いがわ・ひでき) 1960(昭和35)年6月12日生まれ。57歳。平良島尻出身。宮古高校、琉球大卒。85年に県職員採用で初任地は宮古福祉事務所。総務部財政課歳入予算係長、同部宮古事務所副参事(宮古島市財政課長で出向)、子ども生活福祉部生活企画統括監などを経て現職。