産業・経済
2018年4月19日(木)8:57
1500㌧の大型バージ導入/大米建設
日本近海で航行可能
大米建設(仲本靖彦社長)は18日、平良港湾内にある西仲船溜まりで新規購入台船「大米6号台船」就航の安全を祈願した。日本の近海区域ならどこへでも航行可能の1500㌧積載エプロンバージ(押航式)導入は今回が初めて。5月以降、本格的な運搬業務を開始する。
今後の工事増加を見込んで先島諸島への建築資材や生コン材料等の運搬に威力を発揮する。併せて沖縄本島での港湾工事や資材運搬にも対応可能。新台船の購入により保有台船は6隻。
新台船は船質が鋼船で長さ50㍍、幅18㍍、高さ3㍍。総トン数898㌧。排水量2000㌧。積載重量1500㌧。
仲本社長は「これまで先島諸島離島での港湾工事を数多く施工させていただいた。大きな資金を投資して、船舶の入れ替えを行ってきたが、今回近海航行可能な台船を購入し、沖縄全県の港湾工事にかかる資材の運搬が可能になった。今後さらに港湾整備に寄与していきたい」と決意を新たに示した。