宮工、2階級を制覇/県高校ボクシング
川満克、川満雅が優勝
ボクシングの高校春季大会は23日、沖縄水産高校で各級の決勝を行い、宮工3年の川満克己君がバンタム級で優勝、同3年の川満雅志君はウエルター級を制した。フライ級では、同3年の花城怜音君と知念篤輝君が3位に入賞した。
バンタム級の川満君は3試合を戦い、準決勝でプロボクシングのTKOに相当するRSC勝ち、決勝では全国クラスの実力者を判定で下し、初優勝を決めた。
川満君は決勝の判定勝ちについて「誰が見ても勝っていると思われるような試合がしたい」と意欲。「さらに強くなってインターハイに臨みたい」と話した。
ウエルター級の川満君は初戦判定、決勝はRSCで勝って初優勝。ただ、「自分が思っている動きがまだできていない。来月のインターハイを取らないと意味がないので、それを取った上で九州、全国の舞台で頑張りたい」と話した。
23日に帰島したメンバーを学校関係者が祝福。金城透校長は「学校行事の年度最初のスポーツ大会で優秀な成績を収めた皆さんを誇りに思う」とたたえ、「皆さんは学校の顔だ。他の部活の模範となる行動、活躍を期待する」と述べた。
知念健次監督は「出場した5人全員を優勝させることが目的だった。インターハイではその目標を成し遂げたい」と力を込めた。