生まれ島でファッションショー/多良間村
渡久山さんが初開催
【多良間】宮古の服飾デザイナー渡久山和子さんが24日、同村コミュニティー施設で「ワイドーたらまショー」と題し、多良間島で初のファッションショーを開催した。たらま花などを使って染めたたらま織りを手掛ける佐久本洋子さんや西筋ヒデさんのデザインしたたらま織りを身に着けたモデルが舞台に登場した。
また男性用のかりゆしウエアを伊良皆光夫村長が身に着け登場。このかりゆしウエアにはたらまピンダが描かれ、鮮やかな色のデザインに会場からは拍手が送られた。
伊良皆村長は「多良間出身者が全国各地で活躍をしていることを誇りに思う。きょうはたらま織りなどたくさんのデザインの洋服があるということなのでショーを楽しんでほしい」とあいさつした。
特別出演でSATOKOコンサートが行われ「芭蕉布」「てぃんさぐの花」やオリジナル曲「宮古の風」、「多良間島のイメージソング」を弾き語りで観客を楽しませた。
SATOKOさんは大阪府堺市出身、2005年、子宮がんと慢性骨髄性白血病を宣告され、ギターの弾き語りを始め、全国を回りがんを語り合うコンサートを行っている。