6件目の架空請求詐欺が発生
40代男性、83万円相当の被害/宮古島署が注意呼び掛け
宮古島署(前花勝彦署長)は2日、特殊詐欺(架空請求詐欺)事件が発生したと発表した。被害額は83万円。今年に入って架空請求詐欺は、1月、2月、4月の各2件の計6件目(未遂を含む)の発生になる。同署はギフト券等の電子マネーを購入するよう指示し、番号を聞き出すのは詐欺。相手の指示にすぐ従わず、電子マネーを購入する前に、最寄りの警察署に速やかに相談してほしいと、強く呼び掛けている。
発生した6件目の架空請求詐欺事件は、市内に住む40代の被害者男性の携帯電話にメールで「30万ポイントが当たった。そのうちの10万ポイントを2億円で買い取る」などのメールが届いた。メールで返信した被害者に対し「費用として2000ポイントが必要なので、コンビニで電子マネーを購入して、その番号を教えてほしい」などと説明し、被害者が購入した電子マネーの番号等をメールで送信させるなどして、電子マネーの利用権合計83万円相当をだまし取ったもの。
被害者はメールの内容を信じ、4月7~25日までの間に、指示されるままに数十回にわたり、電子マネーを購入し、その番号をメールで送信した。
被害者が2日、宮古島署に被害届を提出したことから発覚した。