県内で女性36位・男性35位/宮古島市
15年市町村別平均寿命
【那覇支社】厚生労働省はこのほど、2015年の市区町村別平均寿命を発表した。同省が5年ごとに調査しているもので、女性の平均寿命は、宮古島市が87・0歳(前回86・2歳)で県内36位、多良間村が87・1歳(同86・8歳)で32位だった。男性の平均寿命では、宮古島市が79・9歳(同78・0歳)で35位と、最下位だった前回から順位を上げた。多良間村は80・0歳(同79・0歳)で31位となった。
県全体では、女性は北中城村の89・0歳、男性は西原町と南風原町の81・3歳が、それぞれ1位となった。平均寿命が最も短かったのは、女性が石垣市の86・6歳、男性が金武町の79・4歳。
県の平均寿命は、女性が87・5歳(前回87・0歳)、男性は80・3歳(同79・4歳)だった。全国平均は、女性が87・0歳(同86・4歳)、男性は80・8歳(同79・6歳)だった。
全国の上位50市区町村には、女性では1位に北中城村(89・0歳)、2位にも中城村と名護市(88・8歳)が入るなど、県内7市町村が50位以内にランクインした。一方、男性では全国50位以内に入る自治体はなかった。
市区町村別平均寿命は、国勢調査にあわせて厚生労働省が5年ごとに作成しているもので、今回で4回目。