教育行政の課題共有/市村教委会協
18年度予算案など確認
宮古島市教育委員会と多良間村教育委員会で構成する宮古地区市村教育委員会協議会(会長・宮國博宮古島市教育委員会教育長)の2018年度定期総会が10日、市役所平良庁舎で開かれた。17年度の事業報告と決算、18年度予算案を確認したほか、8、9日に宮古島で開催された県市町村教育委員会連合会第63回定期総会・研修会について意見を交わした。
同協議会は、宮古島市と多良間村の教育委員会が相互の連携を密にし、互いの教育行政の諸問題などを協議するために、13年度に宮古地区教育委員協会と宮古地区教育長会が一つの組織となる形で発足。年に2回、総会を開催している。
開会あいさつで宮國教育長は「宮古島市と多良間村の教育行政で共通する課題はたくさんあるので、その議論をお願いしたい」と呼び掛けた。
総会では17年度の事業報告と歳入29万2380円、歳出6万1175円だった決算、総額31万2205円の18年度予算案を確認した。
県市町村教育委員会連合会定期総会・研修会を振り返っての意見としては、ICカードを使って教職員の出退勤を管理しているうるま市視察の提案や、子供たちが市歌を歌う機会を積極的に作っている嘉手納町にならい、宮古島では子供だけでなく大人も市歌を歌う機会を増やしてはどうかといった意見などが挙がった。
11月開催予定の次回総会については多良間村開催を含め日程調整を行うことを確認した。