産業・経済
2018年5月23日(水)8:55
県産切り花出荷量、全国2位/2017年
対前年比1%増の3億2670万本
【那覇支社】内閣府沖縄総合事務局は22日までに、2017年の県産花き(切り花類)の出荷量と作付面積を発表した。県全体の出荷量は3億2670万本(対前年比1%増)で、都道府県別で愛知県に次いで全国2位となった
県内での内訳は、キクの出荷量が2億8370万本(同1%増)、洋ラン類149万本(同3%減)、切り葉2920万本(同11%減)など。
総合事務局は、洋ラン類の出荷量が前年比減となったのは高齢化による規模縮小が、切り葉は夏場の高温により病害虫が発生したほか、生育が悪かったことなどが要因としている。
日本全国での切り花類出荷量は、37億400万本。沖縄県は、愛知県の6億140万本に次いで2位。3位は、福岡県の2億50万本だった。種類別でも、沖縄はキクと切り葉で全国2位、洋ラン類では全国3位となった。
県内での作付面積は、キクが7万8600㌃(対前年比0・4%減)、洋ラン類1510㌃(同2%減)、切り葉1万1900㌃(同2%減)。