社会・全般
2018年5月24日(木)8:55
介護保険料、沖縄が全国1位/宮古島市は7150円
【那覇支社】厚生労働省は21日、今年4月から65歳以上の高齢者が支払う介護保険料(月額)は全国平均で5869円になったと発表した。都道府県別の平均額では、沖縄県が6854円で全国1位。宮古島市の基準額は7150円、多良間村は6040円。
介護保険料は、全国の自治体と広域連合が3年ごとに改定している。全国平均では、2015~17年度の5514円から6・4%の増加となった。高齢化の進展などが要因とみられている。都道府県で最も低い平均額となったのは、埼玉県の月額5058円だった。
沖縄県内では、宮古島市の保険料基準額(月額)7150円が最高で、那覇市の7055円、うるま市の6857円などと続く。宮古島市は、17年12月末時点での要介護認定率も、県内トップの21・2%だった。多良間村の保険料基準額は、6040円で、要介護認定率は14・6%。
保険料基準額が全国で最も高いのは、福島県葛尾村の9800円、最も低いのは北海道音威子府村の3000円。