環境・エコ
2018年5月25日(金)8:56
サガリバナ230本植樹
ヤーバルやすらぎの森/宮古環境クラブ
宮古環境クラブ(下地邦輝会長)は24日、下地のヤーバルやすらぎの森にサガリバナの苗を遊歩道沿いに120本、池の周りに110本の合わせて230本を植樹した。2018年度一般社団法人沖縄しまたて協会の助成を受け実施した。植樹には宮古森林組合の職員が協力した。
植樹に先立ち下地会長は「ここには8年前に一度サガリバナが植樹されたが、ほとんどが枯れた。今回は再挑戦ということで改めて植樹し、環境クラブが水やりなどの管理をする。だいたい5年後には花が咲くと思う」とあいさつした。
ヤーバルの森を管理する市みどり推進課の根間正三郎課長が「ここでサガリバナが開花し、皆さんに鑑賞してほしいとの思いがある。われわれも管理者と協力して、植樹をしよう」と参加者に呼び掛けた。
下地会長は、添道のサガリバナがほぼ定着したことから、今回ヤーバルの森に植樹し、宮古島の原生林(植生)を学び、サガリバナ並木の生長を楽しみ、多様な生き物を観察できるという目的が達成できるとしている。