35の個人、団体を表彰/交通安全協会総会
地域の交通安全に功労/18年度の事業計画など承認
宮古島地区交通安全協会(新里孝行会長)の2018年度第61回定期総会と、交通安全功労者らの表彰式が25日、市内のホテルで行われた。表彰式では35の個人と団体・事業所に宮古島警察署の前花勝彦署長と新里会長連名の表彰状と感謝状が贈られた。総会では17年度事業報告と収支決算、18年度の事業計画案、収支予算案などが審議され、原案通り承認された。
表彰式のあいさつで新里会長は「総会では予算と活動案が無事承認された。受賞者の皆さんにはこれからも豊富な知識と経験を生かして交通完全活動を充実させてほしい。また、交通死亡事故ゼロを目指して地域一丸となって取り組もう」と呼び掛けた。
また、前花署長は「今年はこれまでに死亡事故が4件発生しているほか、飲酒運転の検挙も後を絶たない。表彰を受けた皆さんにはそれぞれが職場、地域のリーダーとしてさらなる活躍をお願いしたい。そして、飲酒運転の根絶に向けて私たちも取り締まりを強化するので、皆さんにも協力してほしい」とあいさつした。
来賓あいさつでは県警本部の小禄重信交通部長と下地敏彦市長(代読)らが▽死亡事故ゼロ▽飲酒運転の根絶-を呼び掛けながら、交通安全の推進に向け関係機関がさらに連携を強化した取り組みを求めた。
受賞者を代表して先嶋建設の黒島正夫会長は「今回表彰された方だけでなく、子供たちの登校時に各学校の周辺で登校を見守り、朝のあいさつ活動を行っている年配の人たちを見ると、本当に頭が下がる。最近はレンタカーの数も大幅に増えており、そうした社会変化に対する対策も必要。交通安全は地域ぐるみの取り組みが必要なのでこれからもしっかり取り組んでいきたい」と述べた。
18年度事業計画としては、安全で住みよい圏域の実現を目指して▽住民の理解・協力を確保するための広報啓発事業▽交通事故の実態を踏まえた実践的な交通安全指導・教育▽道路交通法の法令規定に基づく、委託事業-などが盛り込まれた。
表彰を受けたのは次の皆さん(敬称略)。
【交通安全功労者】池原豊▽前泊克巳▽池間智和▽川満啓徹▽友利哲市▽上原弥生▽川満廣俊
【優良運転者】砂川政範▽狩俣功
【優良安全運転管理者】西原秀彦
【優良団体】交通安全西城支部▽交通安全狩俣支部
【優良学校】砂川中学校
【感謝状】先嶋建設▽先嶋産業▽協栄生コン▽宮古生コン▽宮嶋建設▽コマツカスタマーサポート宮古営業所▽三和建設▽松宮開発▽伊良部建設▽三協建設工業▽大倉産業▽仲間開発▽とみや商会▽あさひ▽那覇鋼材宮古支店▽上原鉄筋▽勝工業▽荷川取工業▽日進電気土木▽一丸建設▽ホームペイント工業▽島尻ガラス