約200人が旧交温める/沖縄南秀同窓会
褒章・叙勲受章者も祝福
【那覇支社】沖縄本島在住の宮古高校卒業生(旧宮中、宮高女を含む)が集う沖縄南秀同窓会(平良晶会長)は25日、2018年度総会と褒章・叙勲受章者祝賀会、懇親会を那覇市で開き、約200人の会員が参加して旧交を温め合った。
祝賀・懇親会は、参加者全員による校歌斉唱で幕を開けた。平良会長は「受章された皆さんは同窓会の誇りであり、会員を代表して祝意を表する。新規入会する28期生も熱烈に歓迎したい。懐かしい先輩や同期、後輩たちも集まっており、今日は大いに盛り上がろう」と、あいさつした。
60歳の還暦を節目に入会した28期生を代表し、具志堅忠昭さんら9人が登壇し、「昨年還暦を迎え、皆さんの仲間入りができた。今後は1年生として、先輩方と同窓会の発展のために頑張っていきたい」と、それぞれ決意を述べた。
来賓祝辞では、宮古高校の平良智枝子校長と南秀同窓会の与儀千寿子副会長が、母校や両同窓会のさらなる発展と相互の親睦を深めていくよう呼び掛けた。
続いて、関東南秀同窓会の国仲晃行会長からの連帯メッセージが読み上げられ、垣花豊順琉大名誉教授の音頭で乾杯した。
祝賀会では、17・18年度の秋、春の褒章・叙勲や危険業務従事者叙勲を受章した会員6人が報告された。出席した藍綬褒章の与那覇隆さんと旭日双光章の山内秀樹さんに、会場から祝福の拍手が送られた。
舞台では、10期生女子による踊り「國頭さばくい」、11期生の歌「花言葉の唄・花の素顔」、21期生の創作ダンス「恋の季節in南秀同窓会」も、賑やかに披露された。
総会では、17年度活動・決算報告案や18年度活動計画・収支予算案などを審議し、全会一致で承認した。
18年度活動計画では、会報誌「南秀」第23号発行(7月)、第18回各期対抗囲碁大会(9月)、第10回各期対抗パークゴルフ大会(10月)のほか、宮古高校創立90周年記念式典・祝賀会(12月・宮高で開催)、第3回南秀同窓会講演会「語り継ぐ南秀魂」(同)、会報誌「南秀」第24(新年)号発行(1月)などを予定している。