契約金額5年連続1億円超/シルバー人材センター総会
受注件数は947件/知識と経験、地域ニーズに対応
宮古島市シルバー人材センター(國仲清正理事長)の定時総会が31日、市中央公民館で開かれた。会員ら多数が参加し、2017年度収支決算など3議案と18年度収支予算など3報告を承認した。17年度の契約金額は前年度より446万3000円減の1億2012万円となり、5年連続で1億円超を突破した。
冒頭、國仲理事長は「会員が働きやすい環境づくりと、地域住民のニーズに即応できるシルバー人材センターとしての体制強化を図る。自主・自立、共働・共助の基本理念の下、地域社会に貢献できるシルバー人材センターを目指して頑張っていく」と決意を新たにした。
下地敏彦市長(代読)は「会員としてご活躍の皆さまには、健康に十分配慮し、今後とも働く喜びを失うことなく、これまで培ってきた知識と経験を発揮し、地域の活性化に貢献してほしい」と激励した。
次いで市議会の佐久本洋介議長(代読)、県シルバー人材センターの翁長盛正会長(同)が来賓祝辞を述べた。
17年度事業実績の推移によると、会員326人、受注件数947件、契約金額1億2012万円、就業実人員163人、就業率50%だった。
同センターは、1992年に平良市シルバー人材センターとして設立された。2005年の市町村合併に伴い、宮古島市シルバー人材センターと改称。12年4月から公益社団法人となった。