昨年比55・6%減の28人/宮古島市の待機児童数
【那覇支社】県子ども生活福祉部は5日、県内の待機児童数(4月1日時点)速報値を発表した。全体の待機児童数は昨年比16・2%減の1884人で、宮古島市は同55・6%減の28人だった。
待機児童数が減少したことについて、宮古島市福祉部の担当者は「待機児童数が多い0~2歳までの受け入れ数を増やすため、認可外保育施設の認可を行っている。所得に応じた保育料になるので、負担軽減になっているのが理由ではないか」と話している。
年齢別の内訳は、県全体で0歳児162人(全体の8・6%)、1歳児1045人(同55・5%)、2歳児410人(同21・8%)、3歳児219人(同11・6%)、4歳児48人(同2・5%)。宮古島市は、1歳児15人、2歳児12人、4歳児以上1人となっている。
県内41市町村のうち、待機児童がいるのは22市町村。最も多い待機児童数となったのは、沖縄市の269人(昨年比38・9%減)、次いでうるま市238人(同28・5%減)、南風原町194人(同29・3%増)、南城市143人(同52・1%増)、那覇市138人(同31・0%減)などと続く。
県全体の申込児童数は、5万7512人で、昨年から4294人増えた。