エコの島でサイクリング/台風影響もペダル軽やかに
ツール・ド・宮古島2018
第11回ツール・ド・宮古島2018のサイクリングが9日、トゥリバー地区を発着点に行われた。この日は台風5号の影響で悪天候となり、114㌔の部が83㌔の部に統合された。コースも変更され、当初の東平安名崎や伊良部大橋、来間大橋などの通行は中止となった。114㌔、83㌔にエントリーしていた合わせて141人が一斉にトゥリバー地区をスタートした。
雨天となった開会式で、市教育委員会の宮國博教育長が「雨、風に負けず、きょうはしっかり宮古島を楽しんでほしい」とあいさつした。
仙台から参加した星和義さん(61)は「2年ぶり2回目の参加。全国のレースに参加しているが、宮古島の自然、宮古ブルーを見ながら走れるのはこの大会だけ。自然と調和したコースを味わい、楽しみながら完走したい」と話した。
スタート前、各参加者は天候を気にしながら、バイクの最終調整に余念がなかった。開会式では強い雨が降ったが、スタート時には雨足も弱まり、トゥリバーから宮古島をほぼ一周するコースに向け、スタートを切った。
サイクリング前半は路面も濡れ、参加者はスリップしないようにと、慎重な走りで宮古の自然を満喫しながら、サイクリングを楽しんだ。
10日は、トゥリバー地区を発着点に136㌔と74㌔のロードレースが行われ、136㌔は午前7時、74㌔は同7時10分スタートの予定。136㌔と㌔に合わせて491人がエントリーしている。