空港一望し舌鼓/みやこ福祉会
レストラン太平山オープン
社会福祉法人みやこ福祉会(伊志嶺博司理事長)が宮古空港西側で運営する新施設「アダナス」の2階にある「レストラン太平山」が11日、オープンした。来客らは新鮮な食材を活かした食事をバイキング形式で味わい「おいしかった」と太鼓判を押していた。伊志嶺理事長らは、地域の支えに期待を込めながら千客万来、商売繁盛を願っていた。
新施設は市道A-78号線に面した2階建て。1階がパン工房アダナス。2階のレストラン太平山の東側は大型の強化ガラス張りで設計され、宮古空港の飛行機離発着が一望できる。屋上へも自由に行き来でき、航空ファンにとってはたまらない絶景だ。
バイキングのメニューは鶏の空揚げ、ポテトフライ、ポテトサラダ、ソーセージ、ナポリタンのほかに、ゴーヤーグリーン炒め、ハンバーグ、ミルクプリン、コーヒーゼリー、カレー、みそ汁など多彩。
料金は前払い制。中学生以上が1080円、小学生866円で、いずれも税込み。小学生未満は無料。90分の時間制限が設定されている。毎週月曜~土曜まで営業し、営業時間は毎日午前11時~午後3時。
客席は全68席。特別に幼い子ども用のいすや食器も用意。また子ども部屋のキッズコーナーがあり、子どもはカウンター越しの親を見ながら遊び、親は子どもを見守りながら食事を楽しむ。この部屋にはテレビが設置され、自由に利用可能。
来店した宮平雅之さん(50)は「社員3人と一緒に食事を楽しんだ。鶏の空揚げとサラダがおいしかった。また社員と一緒に訪れたい」と笑顔で語った。
伊志嶺理事長は「戸惑いながらのスタートとなった。今後は安定運営を目指して頑張っていく」と決意を新たにした。