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政治・行政
2018年6月23日(土)8:57

ストレッチャー渡航費助成へ/市議会一般質問

133万円を補正計上/重度障がい者対象


4氏が登壇し下地敏彦市長の市政運営などをただした市議会一般質問=22日、議場

4氏が登壇し下地敏彦市長の市政運営などをただした市議会一般質問=22日、議場

 市は市議会6月定例会に提出した一般会計補正予算に「重度障害者(児)等の航空機内でのストレッチャー及び酸素ボンベ使用助成金」として133万8000円を計上した。重度障がい者を対象にしており、今議会で補正予算が承認されれば、助成金交付要綱に沿って交付する。22日の市議会一般質問で、狩俣政作氏の質問に下地律子福祉部長が答えた。

 ストレッチャーは、航空機内において座位を維持できないため、横になる必要がある重度の障がい害者が使用する。また。酸素吸入が必要な障がい者が使用する酸素ボンベにも助成する。利用対象人数は11人で、下地部長は「障がい者手帳の1級、2級の取得者などを抽出し、利用頻度が高いと想定される人にした」と理由を説明した。

 交付要綱には、付き添いで同行する親族らの渡航費助成は定めておらず、下地部長は「今後、利用状況を見ながら検討していく」と述べた。

 狩俣氏は「寝た切りで動けない障がい者が対象なので、何よりも付き添いが大切になる」と指摘し付き添いの渡航費についても助成を求めた。


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