建設期成会が発足/狩俣ユームトゥ
設立総会で計画など確認
「狩俣ユームトゥ建設期成会」の設立総会が24日、狩俣集落センター行われ、会則案、建設事業資金計画案、建設スケジュール案、役員案について審議し可決。会長には狩俣定弘さんが就任した。
あいさつで狩俣会長は「未来の子孫のためにもムトゥの新築および改築事業がスムーズに進むよう活発な意見を出してほしい」と呼び掛けた。
狩俣地区の祭祀(さいし)行事は、ムトゥの建物が中心だが、現在はそれが老朽化し、危険な状況となっている。
そうした中、四つの各ムトゥ(ウプグフ、ナーマ、シダティ、ナーンミ)に所属しているファーマー(氏子)が集まり、時代に合わせた祭祀行事の再興を目指して「狩俣ユームトゥ(四元)ファーマー連絡協議会」発足させた。
これまで老朽化した建物については、応急的に修復を行ってきたが老朽化が進み、今後の管理が厳しい状況となって、建物の新築や改築が急務となり今回の期成会発足となった。
今後のスケジュールは、7月~10月にかけて建物の実施計画書(設計図案)と工事見積書の作成を行う。
2019年11~12月に備品の整理と概算費用の見積書、関連施設の概算費用の見積書作成を予定している。
工事着工は、20年4月で完成は21年の2月。記念式典と祝賀会を同年3月に予定している。
また、同事業に伴う寄付の呼び掛けを来月からスタートさせる。