がんずううやき
2018年6月29日(金)8:54
【がんずううやき】仲地ハルさん(88)(伊良部字仲地)
ひ孫との再会楽しみ
「今年の夏休みも沖縄本島からひ孫たちが遊びに訪れる。とても楽しみ。小遣いをいっぱいあげたい」とさわやかな表情で語る。
夫の栄さんは15年前に亡くなった。存命中は仲地自動車整備工場を経営していた。
「おじい(夫)は働き者でジン(銭)儲けの人だった。いつもおじいの手伝いで忙しかった。漁船を持っていたので、大きな魚を釣ってきて喜ばせていた」と懐かしむ。
夫妻は農業でも一生懸命働き、サトウキビやサツマイモを中心に生産に励んだ。
多忙の栄さんは伊良部町議ちしても活躍。町議会議長に就任し、町の発展に尽力した。
ハルさんの趣味はPPバンドで手製のかごを作ること。伊良部の関係者の間では「手編みが速い」と評価される。これまでにかごをたくさん作り、多くの人に寄贈した。今も真心を込めて贈り続ける。
「健康の秘けつは、食事は感謝の気持ちでおいしくいただく。早寝早起きが上等」と笑顔で話した。
子供7人、孫19人、ひ孫8人。
1930(昭和5)年2月20日生まれ