上田さん(久松小)が優勝/九州少年少女空手道大会
小2女子個人形の部で
第5回全九州少年少女空手道選手権大会が23、24日に熊本市総合体育館で開かれた。凜道場宮古支部所属の上田楓乃さん(久松小)が小学校2年生女子個人形の部で優勝を果たした。
同大会には上田さんのほか、凜道場宮古島支部所属の下地咲笑さん(北小)が小学校1年生女子個人組手の部に出場したが初戦敗退。同多良間支部所属の野原雫さん(多良間小)は小学校4年生女子個人形の部に出場し初戦は突破したが、2回戦で敗退した。
上田さんは「昨年の九州大会では決勝で負けたので、今年は決勝で勝つことができうれしい」と喜びを語るとともに「8月には全国大会があるので、昨年より良い成績になるように練習したい」と今後の抱負を述べた。
野原さんは「2回戦で負けて悔しかったが、自分なりには良い演武ができた。全国大会では2回戦以上に勝ち上がりたい」。下地さんは「九州大会では負けてしまったので、一生懸命練習して全国大会では一試合一試合を大切にしたい」とそれぞれ語った。
凜道場の仲村渠ゆかり代表は「形、組手ともに新ルールになっていてまだ対応できていない部分もあり、全国に向けての大きな課題。各選手が全国への課題の克服と新たな挑戦への道筋がまた新たにスタートしたので、気を引き締めて個々の目標に向かって取り組んでいきたい」との考えを示した。