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教育・文化
2018年7月8日(日)9:00

科学の甲子園/理数の筆記試験競う

優勝は平良中B、県大会へ

 科学への関心と視野を広げる「科学の甲子園」ジュニア宮古地区代表選考会が7日、県宮古合同庁舎で行われた。7チーム42人の中学生が参加し、理科と数学の筆記試験を受けて合計得点を競った。この結果、平良中Bが優勝した。同校は来月の県大会に、宮古地区代表として出場する。


優勝した平良中Bチームの生徒。来月の県大会に宮古地区の代表校として出場する=7日、県宮古合同庁舎

優勝した平良中Bチームの生徒。来月の県大会に宮古地区の代表校として出場する=7日、県宮古合同庁舎

 「科学の甲子園」は、科学に関する視野を広げ、未知の分野に挑戦する探究心や創造性に優れた人材を育成することが大きな狙い。

 宮古地区選考会は筆記試験のみ。出場校は6人1チームを編成し、数学と理科の知識及び活用能力に関する複数の問題に挑んだ。

 制限時間は1時間。この中で生徒は物理、科学、生物、地学、数学の5科目を受けた。競技得点は1科目50点の計250点。採点の結果、平良中Bが最高142点で優勝し、準優勝は106点の鏡原中だった。

 優勝した平良中Bは、来月29日に開催される県大会に出場する。大会では筆記と実技試験が行われる。

 チームの主将を務めた大田祐気君は「チームワークがとても良かった」と笑顔で話し、「この流れで県大会も勝ち、全国大会に出場したい」と意気込んだ。

 講評で宮古教育事務所の佐久本聡指導班長は「どのチームも宮古代表としてふさわしい」と評価。「創造性豊かで未知の分野に挑む探究心がうかがえた。それぞれ知識や技術を駆使して問題に取り組んでいる姿勢も素晴らしい」と話した。

 優勝、準優勝チームの生徒は次の皆さん。
 【優勝】平良中学校B=大田祐気、川満敬斗、新城楓澄、長間翔那、友利優月、新城汐音
 【準優勝】鏡原中学校=伊波寿紗、宮國塁、川満愛莉、源河菜那、砂川さくら、筒井千尋


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