11/27
2024
Wed
旧暦:10月26日 大安 甲 
イベント
2018年7月22日(日)9:00

今年は大漁に/宮古島夏まつり大綱引き

西軍が5連勝果たす


こん身の力で綱を引く西軍。2勝1敗で5連覇を達成した=21日夜、市公設市場前交差点

こん身の力で綱を引く西軍。2勝1敗で5連覇を達成した=21日夜、市公設市場前交差点

 宮古島夏まつり2018(主催・同実行委員会)の2日目が21日午後5時から開催された。初日同様、西里、市場、下里の3通りが歩行者天国となったほか、パレードやダンスショーなども披露された。そして午後7時40分ごろからは夏まつりのメインイベントである東西大綱引きが行われ、東軍が五穀豊穣、西軍が大漁を願って綱を引き合った結果、2勝1敗で4連勝中の西軍に軍配が上がり5連勝を達成。向こう1年間の大漁が約束された。

 大綱引きの開会行事で鏡開きが行われたほか、宮古青年会議所の池間正樹理事長が「台風の影響もあり中止か延期か悩んだが、無事に開催することができうれしい」などとあいさつした。

 大綱引きでは今回、西軍に狩俣青年会、伊良部商工会青年部、友利青年会、久松青年会が、東軍には上野地区青年会、下地青年団協議会、腰原青年会、多良間青年団協議会が参加。そのほか夏まつりへ来ていた一般市民や観光客らも綱の後方で綱引きの列に加わった。

 3本勝負の1本目は東軍が少しずつ引き寄せると、そのままの勢いで引き切って先勝。2本目はどちらも譲らず小康状態が続いたが西軍が粘りを見せ1勝1敗に。勝負を決める3本目もその勢いを生かして東軍に競り勝ち、5連勝を果たした。

 西軍の綱頭を乗せた勝ち名乗りのみこしを高く投げ挙げて勝利を祝った。みこしが舞う迫力に観客からは歓声が上がった。

 綱頭を務めた狩俣青年会の狩俣秀樹さん(35)は「5連覇できやはりうれしい。東軍側の通の方が出店が多く人が集まるので、引く人も多くなり、だいたい東軍が1戦目は勝つが、それからの巻き返しが勝利につながった」と振り返った。

 綱引き終了後は多くの人が、縁起物とされている小綱を短く切って持ち帰った。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!