優秀賞に川満、下地さん/文化活動大会
「ちゃぐりん」体験など発表
JAグループの家の光協会が発行する雑誌「ちゃぐりん」や「家の光」の記事を基にした体験活動を発表する第57回宮古地区文化活動大会が26日、JA宮古地区本部であり、児童とJA女性部のメンバーが発表内容と表現力を競った。審査の結果、児童対象のちゃぐりんの部は上野小5年の川満想亜(そあ)さん、家の光の部はJA女性部上野支部の下地久子さんがそれぞれ最優秀賞に輝いた。
この大会は、ちゃぐりんや家の光を読んで得た知識を使って実践した農業体験等を発表するもの。ちゃぐりんの部に児童7人、家の光の部にJA宮古地区女性部の2人が出場した。
ちゃぐりんの部最優秀賞の川満さんは、ちゃぐりんで学んだ農業を自分で実践してみた。ジャガイモやニンジン、タマネギ、ダイコンを栽培し、「成長を実感したときは、達成感でうれしい気持ちになった」などと感想をつづった。
宮古みそを使ったおにぎりづくりにも挑戦した。家の光に掲載された「ニコニコおむすび大作戦」に応募してデコレーション賞を受賞した経緯を伝えた。
聴衆の視覚に訴える資料の見やすさに加え、発表内容もしっかり暗記して臨んだ。表現力も豊かで審査員から高い評価を得た。
川満さんは「プレッシャーもあったけど、最優秀が取れてうれしい」と笑顔いっぱい。「きょうの発表は80点ぐらいなので、県大会までにもっと練習してうまくなりたい」と話した。
優秀賞は佐良浜小6年の漢那リリアさん。ちゃぐりんで学んだことを表情豊かに発表して会場の聴衆から大きな拍手を浴びた。
家の光最優秀賞の下地さんは、JA女性部の上野支部長を引き受けて「家の光との向き合い方が変わった気がする」と表現。支部や地域の中でも記事を活用するようになり、「(つながりの)仲を取り持ってくれるのが家の光」とまとめた。
下地さんは「自分が体験してきたことは発表できたけど、緊張しました」と苦笑いを浮かべ、「県大会では緊張せずに、堂々と発表したい」と意気込んだ。
ちゃぐりんの部は川満さんと漢那さん、家の光の部は下地さんが宮古地区代表で県大会に出場する。
結果は次の通り。
【ちゃぐりんの部】最優秀賞=川満想亜(上野小5年)▽優秀賞=漢那リリア(佐良浜小6年)▽優良賞=川根結香(下地小5年)、高里堅真(鏡原小5年)、西筋陽斗(多良間小5年)、砂川ゆりえ(西城小2年)、池間琉海華(伊良部小3年)
【家の光の部】最優秀賞=下地久子(上野支部)▽優秀賞=與那覇愛子(平良支部)