佐良浜男子が優勝/児童五輪バレー
南ク準V、女子は平一3位
第38回新報児童オリンピックバレーボール小学4年生以下の大会が28、29の両日、名護市21世紀の森体育館で行われ、男子の部で佐良浜クラブが決勝で宮古南クラブとの宮古勢同士の対戦を制し優勝した。女子の部では平良第一JVCが3位に入賞した。
予選リーグを勝ち上がり4強に残った佐良浜は、準決勝で与那原ファイヤーをストレートで下した。
決勝は、宮古代表同士で戦った。第1セットを佐良浜が取り、第2セットは宮古南が奪う展開に。決着の第3セットで佐良浜が競り勝ち、優勝を決めた。
佐良浜は持ち前の攻撃力に加え、重点的に練習してきた守備も光った。苦しい場面でレシーブがさえ、最少失点で切り抜けた。
キャプテンを務める伊良波琉琥(りゅうく)君は「攻撃もそうだけど、レシーブが良かった」と満足そうに話し、「全員でつなぐ自分たちのバレーボールができたから優勝できた。とてもうれしい」と喜んだ。
頂点に導いた與座清隆監督は「初戦からチームがよくまとまっていた」と高く評価。「佐良浜はいつも攻撃力に優れているが、このチームはレシーブも良くて守りが堅い」と話し、一層の成長に期待を込めた。