エコチル協力ありがとう/祭り開催、感謝と目的PR
エコチル調査南九州と沖縄ユニットと琉球大学サブユニットセンターは7月29日、市中央公民館で「まいふかこどもまつり」を開催し、さまざまな余興で訪れた大勢の市民を楽しませた。
この祭りは、子供の健康と環境に関する全国調査「エコチル調査」の紹介と、調査に協力している親子やエコチルスタッフとのコミュニケーションを図ることを目的に実施。今回で3回目となる。
舞台では、保育園児たちの遊戯や、女性コーラスグループによる童謡コンサート、市母子推進員の紙芝居、人形劇団の人形劇、太鼓の集団演舞など多彩な演目が披露され、会場は手拍子や笑い、歓声が広がった。
祭りの冒頭、主催者を代表してあいさつした琉球大学サブユニットセンター長の青木一雄さんは、エコチル調査の目的や祭りの開催意義などを強調し、エコチル調査の協力者と地域の取り組みに感謝の気持ちを表した。
エコチル調査は、環境省が2010年から始めた大規模な国家プロジェクト。環境の中の化学物質が、子供の健康にどのように影響するのかを明らかにし、子供たちが安心して健やかに育つ環境をつくるために、27年まで続けられる。
調査は全国で10万組の子供たちとその両親を対象に実施。宮古島市では913人の母親の協力を得て進められている。