池間さん、羽路君が優秀賞/中学生「水の作文」コン
洲鎌君は入選
【那覇支社】第40回「全日本中学生水の作文コンクール」(主催・県、国土交通省)地方審査の表彰式が1日、県庁で開催された。宮古地区からは、池間暖さん(砂川中3年)と羽路元喜君(同2年)が優秀賞を獲得したほか、洲鎌芭琉君(下地中2年)も入選し、県知事表彰された。東京での中央審査で池間さんが入選に輝いたことも、報告された。
表彰式に出席した池間さんは「とてもうれしい。水の大切さを妹や弟など身近な人に伝えていきたい」、洲鎌君は「これを機に少しの水でも大切にして生活していきたい」と、喜びを語った。
講評では、池間さんの受賞作「水と共に生きる」を、「水への感謝や、水の大切さを発信していきたいとの決意が伝わった」と評価した。洲鎌君の「世界につながる一滴の水」については、「自然を守ることが水を守ることになると気付き、自分にできることを考えていた」とたたえた。
羽路君の「水と私たちの生活」は「伊良部島で起こった断水から、自分の住む町の水の使われ方を考えていた」と評した。
毎年8月1日の「水の日」・「水の週間」(8月1~7日)には、水資源の有限性や水の貴重さ、水資源開発の重要性に関心を高めるため、国交省と各県が中学生を対象に同コンクールを実施している。
今回は県内中学10校から50編の応募作品があり、優秀賞5編と入選5編を選定した。入賞作品は7日まで、県庁1階で展示される。