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社会・全般
2018年8月7日(火)9:00

下地さんが最優秀賞/婦人の主張地区大会

子の笑顔づくり訴え/優秀の與儀さんと県大会へ


婦人の主張宮古地区大会で最優秀賞に輝いた下地さん(右から2人目)、優秀賞の與儀さん(左から2人目)。右端は優良賞の新里さん、左端は奨励賞の砂川さん=5日、下地農村環境改善センター

婦人の主張宮古地区大会で最優秀賞に輝いた下地さん(右から2人目)、優秀賞の與儀さん(左から2人目)。右端は優良賞の新里さん、左端は奨励賞の砂川さん=5日、下地農村環境改善センター

 第51回婦人の主張宮古地区大会(主催・宮古地区婦人連合会)が5日、下地農村環境改善センターで行われた。4人が登壇し、日常生活や婦人会活動などを通して感じたことや考えたことなどを発表した。審査の結果、子どもたちのあふれる笑顔を家庭や地域の原動力にして住み良い環境づくりを訴えた下地漁子さん(佐良浜学区)が最優秀賞に輝いた。下地さんは、優秀賞の與儀フーンさん(下地学区)とともに県大会(9月19日、琉球新報ホール)に宮古代表として出場する。

 「子どもの笑顔はすばらしい」との演題で発表した下地さんは、子育てから学んだことや子どもたちとの会話を通して、笑顔やあいさつの大切さを実感した。

 地域の輪を広げるには、まずは家庭でのコミュニケーションが大切だと訴えた下地さんは、スポーツ好きな家族は東京オリンピック・パラリンピックの観戦計画を、歌うことが好きな家族はカラオケ大会の開催など、家族の笑顔が広がる企画を提案した。

 また、あいさつを通じて地域とのつながりを深めようと訴え。「子どもたちに住み良い環境をつくることで子どもたちの笑顔があり、絶やすことのない幸せが創られると信じている」と締めくくった。

 優秀賞の與儀さんはベトナム出身。「心の掛け橋に向かって」と題し、異国の地での子育てや地域の人たちとの交流、運転免許、ヘルパーの資格取得、通訳ボランティアなどに励んだことを紹介した。

 與儀さんは「日本語能力試験を頑張り、宮古島に働きに来るベトナム人を支援する仕事をしたい」と目標を語り、「ベトナムと宮古島の交流の架け橋となることを生きがいとして、宮古島に貢献していきたい」決意を綴った。

 優良賞には「おじい、おばあ、笑楽校(しょうがくこう)へ行こう」と題し発表した新里まつ江さん(宮島地域)、奨励賞には「組織力を高めるには」との演題で発表した砂川勝美さん(宮婦連)が選ばれた。


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