アララガマボーイズ帰島/離島甲子園
準優勝の健闘たたえる
宮古島アララガマボーイズは11日、第11回全国離島交流中学生野球大会で準優勝という成績を収めて帰島した。宮古空港には横断幕を掲げた保護者や関係者が詰め掛けて、選手たちの健闘をたたえて拍手で出迎えた。
空港ロビーで出迎え式が行われ、宮國博教育長は、決勝まで勝ち上がった選手たちをねぎらい「正々堂々と胸を張ってこの成績を誇ってもらいたい。今日は体を休めて、明日から気を入れ直してスポーツや勉学に頑張ってほしい」と述べた。
砂辺正人監督は3連覇という目標が達成できなかったことを残念がったが「このチームは調整期間が1週間と短かったのでコミュニケーション不足の感があったが、一戦ごとに成長してどんどん強くなっていく選手たちを頼もしく思った。今後の学校生活に生かしてくれると思う」と報告した。
宮國明也主将は「選抜チームで野球ができたことは楽しかった。さよならパーティーではチームの3人が伝統芸能のエイサーを披露して、他のチームと交流を深めることができた」と話し支えてくれた人たちにお礼をした。
宮古島アララガマボーイズは1回戦4-0隠岐島あんやらーず、2回戦10-2西表ヤマネコ・ティダボーイズ、準々決勝11-3奄美市選抜、準決勝3-2壱岐市選抜と勝ち進んだ。決勝で佐渡市選抜1-2に惜しくも敗れたが準優勝という成績を収めた。