宮高90周年で寄付金/山内さん(同仁病院長)ら卒業生
【那覇支社】医療法人八重瀬会同仁病院の山内英樹院長(宮高17期)と同会で勤務する宮高卒業生5人が13日、宮高創立90周年記念事業へ寄付金を贈呈した。贈呈式で山内院長は、「宮高創立90周年、本当におめでとうございます。宮高OBとして、非常に誇りに思う。(我々)宮高OBも頑張っている。今後も、宮高の発展に協力していきたい」と語った。
贈呈式には、寄付金を贈呈した職員のうち、同仁病院看護部副部長の具志堅美智子さん(30期)と、浦添医院通所リハビリ所長の池間幸之介さん(51期)も参加した。
寄付金を受け、宮高創立90周年記念事業期成会の狩俣勝紀会長は「今日はありがとうございます。宮古島から巣立っていく後輩が、先輩を見ながら、気持ちの支えというか、奮起する目標になってほしい」と語った。
また、南秀同窓会の與儀千寿子副会長も「同仁病院は、地域の病院として浦添市の発展に寄与する大きな病院に成長している。宮古で病院をしていたころ、私の祖父もお世話になった。(寄付をいただけて)同窓生の皆さんにも心から感謝したい」と述べた。
同仁病院は、宮古で1918(大正7)年に開設され、今年で創立100周年を迎える。山内院長は平良西里出身。平一小、平良中、宮古高校を経て東京医科歯科大学医学部を卒業。2004~08年は浦添市医師会の会長も務め、昨年秋の叙勲では保健衛生功労で旭日双光章を受賞。在宅介護総合センター「やえせAssemble garden」(浦添市)も建設中。