夏休み宿題おたすけ隊実施/宮古青少年の家
高校生が小学生学習支援
夏休みも終盤。宿題に追われている子どもたちもいる中、2018年度自主事業、第2回夏休み宿題おたすけ隊(主催・宮古青少年の家)が21日、同青少年の家で2日間の日程で始まった。市内の小学校の1年生から6年生まで約20人が参加。宮古高校サッカー部の生徒12人から、勉強を教わりながら夏休みの宿題に取り組んだ。
開所式で、同青少年の家の安慶田昌宏所長は「大野山林の中で、自然に親しみながら夏休みの課題などをしっかり勉強してほしい」と、参加した小学生に呼び掛けた。
下地翔人君(東小6年)は「残った算数の宿題を教えてもらっている。教えてもらうと分かりやすい。この2日間で宿題を終わらせて、後はゆっくり遊びたい」と一生懸命問題に取り組んだ。
児童を指導していた宮高3年の善平輔君は「案外、1人でできていて、すごいと思う。自分たちも、こうやってきたんだと懐かしく思う」と話し、小学生を丁寧に指導していた。
宮高サッカー部は2週間ほど前、青少年の家で1泊2日の研修を行った。その際に依頼され、指導を快諾した。
1日目のこの日は開所式後、夏休みの宿題に取り組み、午後にはウオークラリー。2日目の22日は、午前中は夏休みの宿題に取り組み、昼は参加者らが野外炊飯、午後はダンス交流などのプログラムが予定されている。