９月30日投開票の県知事選に向け、亀濱玲子県議と市議会野党連絡会の５人が24日、市内で会合を開き県政与党側からの出馬が予定されている玉城デニー衆院議員（58）の当選に向けた組織として「うまんちゅの会」宮古支部を今月中に結成することを確認した。

　亀濱県議は「昨年の衆院選同様に『うまんちゅの会』宮古支部を月内には立ち上げたい。26日に玉城さんが正式に出馬表明するのでその後に、各関係団体との会合を開いて勝つための選挙態勢を整えたい」と述べた。

　今回知事選は、玉城氏と自民党県連などで構成する選考委員会の要請を受け、出馬の意向を示している前宜野湾市長の佐喜真淳氏（54）との事実上の一騎打ちの公算となっている。

　市議会の支持構図では23人中、下地敏彦市長を支持する与党会派や公明などを含め18人が佐喜真氏支持で、玉城氏支持は同連絡会の５人となっている。

　早期の態勢構築を急ぐとしている亀濱県議は「今月中には後援会事務所、総決起大会の日程なども確定したい」と話した。