申請受付が始まる/キビ要件審査
交付金受給の手続き
国から支払われるサトウキビ交付金を受け取る際に必要な要件審査申請の受け付けが24日から始まった。9月7日まで各地区の公民館などで行われる。対象者は2018・19年産の収穫を予定している約5400人の生産農家。JAさとうきび対策室では「生産者本人の責任での申請が不可欠。提出に漏れがないよう申請してほしい」と呼び掛けている。
初日は平良細竹、盛加、野原越、上野豊原の157人を対象に実施、このうち115人が申請を行った。
07年産からキビ政策が見直され、生産者の収入は取引価格(製糖工場から支払われる代金)と、経営安定対策(国から支払われる甘味資源作物交付金)の2種類になった。
このことから、要件審査申請をしなければ、取引価格のみ(トン当たり約5000円)の収入となる。
要件審査申請は、申請書を国に提出しキビ生産者要件を満たしているか、または満たすことが確実と見込まれるかの審査を受けなければならない。交付金の対象者となるには、収穫面積や基幹的な作業を委託しているかなど、一定の要件を満たすことが必要で、きび対策室では「各原料区ごとの指定された日時に申請してもらいたい」と呼び掛けている。
申請場所は各地区の公民館で9月7日まで。9月8、9日はJA1階会議室で行う。時間は午前10時~午後3時半。
他の公民館での受け付けも可能だが、この場合は事前連絡が必要。
連絡先はJAさとうきび対策室(電話72・1341)まで。