11/23
2024
Sat
旧暦:10月23日 友引 辛 
政治・行政
2018年9月23日(日)8:58

投開票まで1週間/両陣営 後半戦へ追い込み

 【那覇支社】第13回沖縄県知事選は、30日の投開票まで1週間となった。保守系・無所属で前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明、維新、希望推薦=と、「オール沖縄」側が推す無所属で前衆院議員の玉城デニー氏(58)で事実上の一騎打ちとなっており、両陣営とも選挙戦の後半へ追い込みをかける。

 激戦を繰り広げる佐喜真、玉城両陣営は宮古地区での集票を重視しており、佐喜真氏は8日、玉城氏は19日に、それぞれJAおきなわ宮古地区本部で総決起大会を開催した。

 また、両陣営の応援で大物が続々と宮古入り。佐喜真陣営では自民党の二階俊博幹事長が3日に来島したほか、17日は菅義偉官房長官がTSUTAYA沖縄宮古島店前で遊説した。

 玉城陣営も、辻元清美衆院議員が20日に市内各所でポイント遊説を実施。21日には小沢一郎自由党代表も来島して玉城氏への投票を訴えた。

 政策面では、佐喜真陣営が「県民所得300万円実現」と「普天間基地の早期返還」、玉城陣営は「誇りある豊かさ」と「普天間基地の辺野古移設阻止」などを掲げる。

 宮古地区への陸自配備については、佐喜真陣営が「必要だが地元の十分な理解が欠かせない」とする一方、玉城氏は「住民合意のない配備強行は反対」との立場を示す。

 今回の選挙は、翁長雄志知事の急逝を受けて当初から2カ月近い前倒しとなった。佐喜真氏、玉城氏のほか、琉球料理研究家の渡口初美氏(83)と元会社員の兼島俊氏(40)も立候補している。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!