産業・経済
2018年9月29日(土)8:56
イセエビ、キロ単価3700円/漁協競り
久しぶりの高値
宮古島漁協で25日に開かれた競りでイセエビがキロ単価3700円の高値で落札された。8月1日のイセエビ類の解禁日にキロ単価4000円の取引が成立して以来、久しぶりに高値がついた。
イセエビのキロ単価が高騰した背景には、台風号の影響で需要に対し商品が不足気味になることが予想されていたからとされる。
県内では今年からイセエビ類の解禁日は従来の7月1日が1カ月延期の8月1日に決まった。セミエビ類が初めて漁獲制限の対象となった。
新たな制度では、イセエビ類とセミエビ類は8月1日~翌年3月末日までが解禁期間。体長20㌢以下の捕獲は禁止されている。
この日の魚市場でイセエビを上場した漁師は「高値で競り落とされたので、とてもうれしい。今後のイセエビ漁が楽しみになった」と語っていた。