政治・行政
2018年10月6日(土)8:58
「全身全霊で取り組む」/玉城新知事
庁内放送で職員訓示
【那覇支社】玉城デニー(本名・康裕)新知事は5日、県庁の庁内放送を通して職員に訓示し、「職員の先頭に立って、県政運営に全身全霊で取り組んでいく」と強調した。
玉城知事は、県政運営に向けた基本理念として「県は4年後の2022年に復帰50周年を迎える。新時代の沖縄の将来に向けて、スケール感やスピード感を持って新たな沖縄振興計画を策定し、日本経済をけん引するトップランナーとして力強く沖縄を導いていく」と語った。
県庁職員に対しては、「各部局長を中心に心を一つにして、いかなる困難にも勇気と情熱を持って対処し、県民全体の奉仕者として職責を全うし、幅広い視点で県民の期待に応えるようお願いしたい」と要請した。
最後に、玉城知事は「知事室のドアはいつも開いているので、いつでも気楽に話に来てほしい」とアピールした。
初登庁の4日に予定された知事就任式での職員訓示は、台風25号の接近に伴い中止となっていた。