11/22
2024
Fri
旧暦:10月22日 先勝 庚 小雪
環境・エコ
2018年10月9日(火)8:55

「サシバを守ろう」/保護合同パトロール

中高生参加し出発式


伊良部中高校の生徒たちが参加して、行われた保護合同パトロール出発式=8日、市役所伊良部庁舎前

伊良部中高校の生徒たちが参加して、行われた保護合同パトロール出発式=8日、市役所伊良部庁舎前

 2018年度サシバ保護合同パトロールの出発式(主催・宮古島市環境衛生課)が8日、市役所伊良部庁舎前で伊良部中高校の生徒らも参加して行われた。「寒露のタカ渡り」として知られるサシバの飛来数調査も同日始まった。保護合同パトロール(広報パレード)は飛来数調査期間中の21日まで継続して行う。

 宮古野鳥の会の仲地会長は「サシバは本州などで繁殖した後、南西諸島を南下してフィリピンなどで越冬する」と渡りのルートを説明した上で「サシバが縁で、宮古島市は繁殖地の栃木県市貝町と交流都市を締結し、来年は同町で国際サシバサミットを実施する。来年は宮古島、再来年は越冬地のフィリピンでの開催が検討されている。サシバ保護も地域的な活動から、大きく広がっている」と今後の保護活動などについて話した。

 伊良部中学校生徒会長の嘉数優愛さん(3年)が同校生徒を代表して「サシバの大切さを1人でも多くの人に知ってもらえるように、私たちが保護を訴えていきたい」と決意表明を述べた。出発式後、宮古島署佐良浜、仲地両駐在所のパトカーと市の広報車などで、サシバ保護や鳥獣保護思想の啓蒙パレードに出発した。同広報パレードは伊良部島内、宮古島内の主な飛来地区を対象に宮古島署などと連携して行う。


記事の全文をお読みになりたい方は、宮古毎日新聞電子版のご購読をお勧めします。
まずは2週間、無料でお試しください。

無料試読お申込み

すでに購読中の方はログイン

カテゴリー一覧

観光関係

2024年11月22日(金)9:00
9:00

宿泊税、県民にも課税へ

県検討委、税率2%で上限設定   【那覇支社】宿泊税の導入に向けた第3回観光目的税の導入施行に関する検討委員会が20日、県庁で開催され、税率2%で上限を2000円とし、県民にも課税する方針を確認した。離島住民が観光目的でなく宿泊するケースについては、…

2024年11月21日(木)9:00
9:00

宮古島北部の魅力PRへ

ローカル体験提供プログラム きょうからサービス開始/沖縄トヨタなど   沖縄トヨタ自動車(本社浦添市、野原朝昌代表)はこのほど、観光庁の「地域観光新発見事業」に採択されたことを受け、トヨタ・コニック・プロ(本社東京、山下義行社長)と宮古島観光協会(吉…

ID登録でパソコン、タブレット、スマートフォンでお手軽に!