大賞に新城楓澄君/サシバ俳句コンテスト
日本自然保護協主催
サシバ俳句コンテスト(日本自然保護協会主催、宮古島ジュニア俳句育成会、宮古野鳥の会共催)の入賞者の表彰式が13日、伊良部中学校で行われた。「サシバ飛ぶ飛行機雲を追いかけて」で大賞を受賞した新城楓澄(ふうと)君(平良中2年)ら入賞者に賞状が授与された。
コンテストは宮古島市内の小中高生から451点が寄せられた。
大賞に輝いた新城君は、サシバが周回している近くで飛行機雲を見たことがあり、そのイメージを膨らませたという。「大賞を取れるとは思わなかった。宮古にもっと緑を増やして、サシバが生息しやすい環境にしてほしい」と話した。
審査員を務めた宮古島ジュニア俳句育成会事務局長の池田俊男さんは「サシバを友達のように表現したり、呼び掛けたりするなど子供ならではの感受性豊かな俳句が寄せられた。サシバを観察したり、調べ物をしたりするなど俳句づくりを通して、関心が深まったと思う」と話した。
大賞以外の入賞作品は次の通り。
【日本自然保護協会賞】西村来人(東小2年)「なくなるなサシバとだいじなみゃーくふつ」
【三菱地所賞】宮里琢夢(平良第一小3年)「やあサシバどうどうと空とんでいけ」
【日本野鳥の会賞】髙良朱(西辺中3年)「勇ましく飛んだサシバが風となり」
【宮古野鳥の会賞】ながはまりあ(鏡原小1年)「さしばさんまたらいねんもわたってね」
【ラッシュジャパン賞】友利美月(鏡原小6年)「風物詩サシバ舞う空宮古島」